1時整形完了。
ヒビ割れやヒケを補修し、乾燥させてナイフで整えたところ。完成形の見栄えを意識して土台と海面の間の立ち上げも極力平面にします。
エアブラシ1回目は石粉粘土の白を活かしながら下地。ブラック&ホワイト風に航跡を残すように斑っぽくし、上からシアン9:イエロー1を作ります。
青を塗るときは黒を狙いながら少しずつ白の下地に広げていき、白波を盛る所の横に淡い青色を広げていきます。
ニスを刷毛塗りしたところ。ツルツル感が出るまでハケ塗りと乾燥を辛抱強く繰り返します。経験則では厚塗りで3回は必要。
このとき粘土につけた窪みにニスが溜まって少し平滑になります。
透明粘土で艦首波を作ったは良いものの海面に伸びた粘土が光沢を奪ってしまったのでもう1回ニス塗り。水溶き粘土は光沢面を汚損するようです。塗膜の上から粘土を盛るとこれも剥離しやすく良くないので
ニス①→乾燥→透明粘土→乾燥→ニス②→ニス③
の工程でやると失敗しにくいかも知れない。
透明粘土は戦闘シーンや他スケールモデルの飛沫表現にも応用し易い技法かも知れません。例えば水上機や飛行艇の滑走など。
白波の製作。スノーパウダーを画材のジェルメディウムで溶いて塗布します。それだけでは纏まりがないので繋ぎとしてハサミで刻んだ手芸わたも加えます。
20ノット以上は出ていそうな航跡の出来上がり。ジェルメディウムは1時間程で硬化するのであまりゆっくりはしていられないので一気に盛ります。
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